和訳Youtuberが稼げないって知っていますか?
ちょっとどころか1円も稼げないのです。
何故なら著作権はアーティストの物なので、たとえ広告が付いても収益は全部アーティストに行くからです。Youtubeの概要欄の1番下の所にこんな表記があると思います。↓
この例だと、UMGとかLatin Autor perf等が著作権の管理をしているので、たとえ私の和訳動画に広告が付いたとしても収益は全部著作権所有者に行くよって事です。
私のチャンネル。推定収益$0.00となっています。↓
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ではどうして和訳を続けるのか?
趣味と自分の語学力の維持のためです。Youtube 10ヶ月続けて来て分かったのですが、2、3日に1本のペースで継続的に動画を上げていくのはとても根気が要ります。なんとなくとか、とにかく金が欲しいとかじゃ続かないと思います。(そもそも金は貰えない)
私はスペイン語の音楽が大好きなのでぼちぼち続けています。本業は会社員なので、時々更新頻度が落ちたりもしますが🤧
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登録者数1000人行く前は大体の動画はアップロードしても何もメールが来なかったのですが、1000人超えてからはアップロードする度にこんな感じのメールが来ます。↓
初めて貰った時はアカウント停止されちゃうかな、とビビったのですが、メールの下の方に「これは著作権侵害の警告ではありません」とか「問題無い場合は削除する必要はありません」とあったのでそのままにしています。こんな文面です。↓
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確かによく考えれば、Youtube内の全ての和訳/歌詞Lyrics動画の広告利益が動画作成者に行ってしまうとアーティストは相当なダメージを受けると思います。
しかし、広告利益がアーティストに行く仕組みであれば、和訳動画を上げることで自分の好きなアーティストを応援する事に繋がります。
和訳動画のアップで、アーティストの収益はさらに増えるし(私の動画に広告が無くても、視聴者さんが公式MVに興味を持ってアクセスする事に繋がる)、私は私でチャンネル登録者数が増えていく事で自分の能力を活かした居場所作りが出来るのでWin-winです。学んだスペイン語も忘れずに居られますし。
私のチャンネルの動画には広告がほぼ付いていませんが (というか著作権がアーティストにあるので、自分の意思では付けられないっぽい) Avril Lavigne の What the hell の和訳だけ何故か付いています。多分その動画だけ2万回再生されているからです。
よく分かりませんが再生回数がある程度行くと、著作権所有者側が自動的に(?)収益化するみたいです。
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ちなみにYoutubeの収益化の条件は
⚫年間再生数4000時間以上
⚫チャンネル登録者数1000人以上
⚫18歳以上
とありますが、あくまでこれは最低条件であって、これら全ての条件を満たしても審査に落ちる事は全然あります。
私は上記の全てを満たしているのですが、おそらく98%以上が和訳動画なので、独自性の無さと著作権の関係で落ちたのだと思います。あと、動画1本当たりの平均視聴時間がアナリティクスだと約1分45秒と少ないのも影響しています。3分の曲を和訳しても半分ほど聴いて終わり、な人が多いみたいです。
闇雲に上げていればいいのではなく、最後まで観てもらえる動画作りを心掛けた方が良いようです。
審査に落ちても一応再挑戦は出来るのですが、おそらく今までの和訳動画を全て消さなければ収益化は難しいと思われます。
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和訳Youtuber日本一(?)のUJ世界はラブソングでできているさんも収益化出来ない件について分かりやすくブログに書いています。↓
http://sekalovesong.hatenablog.com/entry/2017/07/30/234251